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建設業と地鎮祭

 


 はクリーンルーム施工の老舗です。恒温恒湿室も数多く納入して来ましたし、低温室やエージングルームのような高温室、ドライルーム、環境試験室など、広範囲なルーム施工を承っております。ただこれらは既設の建物の中に部屋を作るもので、建設業の中の土木工事業や建築工事業には該当しません。
■建設業とは、建設工事の完成を請け負う営業をいい、日本においては、土木建築に関する工事で、建設業法に規定する建設工事の種類にある工事の完成を請け負う営業を指します。
■建設工事の完成の請負を営業とするには、原則として、請け負う建設工事の種類ごとに許可を受けなければなりません。
■発注者(最初の注文者)から直接建設工事を請け負ういわゆる「
元請」はもちろんのこと、いわゆる「下請」の場合でも、請負として建設工事を施工する者は、個人・法人の区別なく許可を受ける必要があります。下請から更に請負をする孫請(まごうけ)と呼ぶ2次下請、更に2次下請から次の下請に発注する3次下請の曾孫請(ひまごうけ)以下の場合も同様です。従業員がおらず事業主一人だけで作業を行う建設業者もおり、この場合は一人親方(ひとりおやかた)と呼ばれます。
■建設業法では、注文者から請け負った工事すべてを他の業者に一括発注する、いわゆる
丸投は禁止されており、工事を請け負ったら、監理技術者や主任技術者を配置し、技術的な管理責任を果たし、一部の工事を下請けに出す形で施工します。
■許可の区分
(1)「国土交通大臣許可」か「都道府県知事許可」か
  詳細は省略。は「東京都知事許可」業者ですが、営業エリアや施工エリアに制限はありません。
(2)「特定建設業許可」か「一般建設業許可」か
  詳細は省略。は「一般建設業許可」です。
一般建設業の許可を受けるには次の要件を満たさなければなりません。
 1.経営業務の管理責任者がいること
 2.営業所ごとに専任の技術者がいること(専任技術者)
 3.建設工事の請負契約に関して誠実性のあること
 4.財産的基礎、金銭的信用のあること
 5.許可を受けようとする者が一定の欠格要件に該当しないこと
 このうち、1.管理責任者、2.専任技術者に関しては「名義借り」でなく、常勤の社員・役員や事業主であることが必須であり、これらの資格者なしに許可を取ることはできません。は「電気工事業」と「管工事業」許可を取得しており、これらの施工管理技士資格を持つ技術者が複数おります。

略号 建設工事の種類 建設業の種類
(土) 木一式工事 土木工事業(指定)
(建) 築一式工事 建築工事業(指定)
(大) 工工事 大工工事業
(左) 官工事 左官工事業
(と) び・土工・コンクリート工事 とび・土工工事業
(石) 工事 石工事業
(屋) 根工事 屋根工事業
(電) 気工事 電気工事業(指定)
(管) 工事 管工事業(指定)
(タ) イル・れんが・ブロツク工事 タイル・れんが・ブロツク工事業
(鋼) 構造物工事 鋼構造物工事業(指定)
(筋) 工事 鉄筋工事業
(ほ) 装工事 ほ装工事業(指定)(舗装工事のこと、法律では「装」と表記)
(しゅ) しゆんせつ工事 しゆんせつ工事業(浚渫工事のこと、法律では「しんせつ」と表記)
(板) 金工事 板金工事業
(ガ) ラス工事 ガラス工事業
(塗) 装工事 塗装工事業
(防) 水工事 防水工事業
(内) 装仕上工事 内装仕上工事業
(機) 械器具設置工事 機械器具設置工事業
(絶) 縁工事 熱絶縁工事業
(通) 電気信工事 電気通信工事業
(園) 工事 造園工事業(指定)
(井) さく工事 さく井工事業
(具) 工事 建具工事業
(水) 道施設工事 水道施設工事業
(消) 防施設工事 消防施設工事業
(清) 掃施設工事 清掃施設工事業

 最近では植物工場や食品工場など、更地化した土地に建屋を建築して、その一部を担う仕事が増えてきました。こういう場合土木工事から始まるため、も業者の一社として地鎮祭に出席するケースが出てきております。地鎮祭は、土木工事や建築などで工事を始める前に行うもので、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る儀式です。これには神式と仏式がありますが、神式が圧倒的です。一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭です。大安、先勝、友引などの縁起が良い日に執り行います。
 一般には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、斎主たる神職のもと、建築業者・施主の参列の上で行います。祭場の中には木の台(八脚台という)を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立てて祭壇となし、酒・水・米・塩・野菜・魚等の供え物を供えます。四隅に塩を置きます。祭壇の左右に、緑・黄・赤・白・青の五色絹の幟に榊をつけた「真榊」を立てる場合もあります。この五色絹は五行説における天地万物を組成している5つの要素、つまり木・火・土・金・水を表しております。

式次第 その下に三角の盛砂 祭壇:神籬 各社からの奉献酒

 [地鎮祭の流れ] 
神式の一般的な地鎮祭の流れは下記の通りです。
◎司会する人がまず「開式の辞」を述べます。続いて神官により、下記の順で進められます。
@修祓(しゅばつ)の儀…祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式
A降神(こうしん)の儀…祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式。神職が「オオ〜」と声を発して降臨を告げる
B献饌(けんせん)の儀…神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式。酒と水の蓋を取る
C祝詞奏上(のりとそうじょう)…その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する
D四方祓(しほうはらい)の儀…土地の四隅をお祓いをし、清める
E地鎮(じちん)の儀…刈初(かりそめ)、穿初(うがちぞめ)、鍬入(くわいれ)等が行われる。設計・施工・建主に振り分ける
 その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」…鎌、初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」…鍬、初めて土をならす「土均(つちならし)」…鋤と行う。盛砂のところに「鎮め物」という品物を埋める穴を掘る。最後に神職が鎮め物を納める。
 例えば設計者が「鎌」、施主が「鋤」、施工会社が「鍬」を持つ。
 三者が同時に砂に向かう場合と、独りずつする場合とある。工事の規模や神社によってやり方が多少異なるので、事前に説明を受ける。司会者が「かけ声をかけますので、土に鍬や鋤を入れてください。それっ『 えい。えい。えい。』」と言う場合もあるし、ひとりずつ静かに行う場合もある。
F玉串奉奠(たまぐしほうてん)…神前に玉串を奉り拝礼する。玉串とは、榊に紙垂を付けたもの。
 参列者は玉串を受け取り神前に進みます。
 1)右手で根元を上からもち、左手で葉の方を下から支えるように持ち、神前に進み一礼します。
 2)玉串を時計回りにし、右手で持っている根元を自分の前に持ってきます。葉の方の左手は神前に差し出すように下から葉を支えます。
 3)玉串を額に近づけるように掲げ、工事の無事を祈念します。
 4)玉串をもとの高さに下げ、左手で根元の方を持ち、右手で葉の方を持つように、手を持ち替えて更に時計回りにします。
 5)根元が祭壇の方を向いたところで、神前に一歩進み、玉串を胸の高さに掲げ、玉串案にお納めします。
 6)一歩下がって二礼二拍手一礼をします。
G撤饌(てっせん)の儀…酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる
H昇神(しょうしん)の儀…神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式
最後に司会者が「閉式の辞」を述べて終了。


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