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ひろがるチャンス!実らせよう産学官連携

2010年11月24日(水) 〜26日(金)の3日間 9:30〜16:30
幕張メッセ 展示ホール6

主催:農林水産省

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 の出展内容

「生産技術」コーナーの『ユビキタス環境制御システム研究会』(生32)ブースにユビキタス対応スーパーミニを展示いたします
農林水産省は、植物工場の環境制御システムに、いつでもどこでもコンピューティングの「ユビキタス環境制御システム」を普及させる方針です。
弊社はこれに応えたシステムの供給を目指しております。

UECS用のマイコンボード
スーパーミニNT,EX
Ethernet経由 −−−> インターネット
ノートPC スマートフォン 携帯端末

出先からも現場監視、設定変更が可能となります。UECSのノード管理はWebブラウザーだけで完結し、特殊なソフトウェアが不要なので、スマートフォン、PDA、携帯用ゲーム機などの小型安価な携帯情報端末で、温室の管理ができるようになることを意味します。これが「ユビキタス」と言う、ゆえんです。


 とは?
ユビキタス環境制御システム研究会(UECS研究会)のホームページにリンクして、図を転載しております




   施設園芸や植物工場における計装の在り方  

 「従来の制御システム」と「UECS(ウエックス)」の違いは、制御システムの構成法です。フィールド情報は「センサ」で測定し、「コントローラ」で制御演算し、「アクチュエータ」で操作して適切な状態へと矯正されます。「アクチュエータ」というカタカナ言葉は日本では余り汎用的ではありません。「操作器」というように言いますが、コントローラの手足となって動かす機器、具体的にはモータやバルブ(弁)、ヒータ、冷凍機などを指します。
 コンパクトなシステム、すなわち施設園芸などの温室環境制御では「従来の制御システム」がコストパフォーマンスの面から適していました。こういうところに「UECS」を適用しようとすると、コスト高になります。「コントローラ」のみならず、「センサ」も「アクチュエータ」もノードとしてCPUとネットワーク・インタフェースを搭載するからです。
 この問題はすでに工業界や空調業界では30年ほど前から試行錯誤され、15年ほど前から「UECS」のようなシステムが普及しました。ただ、現在でもこれら業界では「制御盤計装」が一定の地位を占めております。その理由はコストパフォーマンスです。計装システムの世界では、常にお客様の求めに応じて最適なシステムを提供すべきで、要求の第一はコストにあるのです。大きなトレンドとしては「制御盤計装」→「PLC*1計装」→「自律分散®計装」へと動いていますが、小規模なシステムでは「制御盤計装」が主流、これがが提供しているものです。またオランダやデンマークなど北欧メーカーが得意とする大規模温室の制御システムは「PLC計装」です。ただし、PLCはソフトウェアを必要としますので、日本製PLCに温室制御ソフトを組み込むよりは、PLCにのコントローラをぶら下げたほうが安くて安心、これが今植物工場で採られている方法です。
 工業界や空調業界でも、究極のシステムは「自律分散®制御システム」です。ここでの制御理論は「カオス*2」的なものでしょう。植物工場のような広域で大規模なシステムでは、省配線でネットに繋がる「UECS」のようなシステムが今後求められます。企業体が経営する植物工場では、工業的発想が必要ですが、あくまで生き物が相手なので、ユビキタスが有用となります。ゴルフ場にいても海外旅行先でも、いつでもどこでも現場を監視できるユビキタス・コンピューティングと計装の融合です。これが発展すれば、日本は北欧メーカーに対抗して、計装システムで張り合えるようになります。「失われた20年」は日本の施設園芸業界にとっても同様でした。黒船の「PLC計装」に敗れた日本メーカーは次々にこの業界から撤退して行きました。こうしたことについては「ちょっと一息その1」をご覧下さい。また2001年に雑誌「アグリビジネス」に投稿した記事をその後ずいぶん経って弊社ホームページに転載しました。「黒船と日本人」---施設園芸に未来はあるか?---という表題ですが、今見返してみても、「UECS」のようなシステムの必要性を述べ、これから日本の逆襲・・・すなわち農業を輸出産業にして行こうという主張が、新鮮な響きを持って聞こえるはずです。
 のキャッチフレーズは『継続は力なり 継続は心なり』です。産業界の空気質改善と農業貢献で39年・・・・、もうすぐ、40年を迎えます。「四段サーモ」は20年以上続けましたが、10年ほど前に販売をやめました。「ウナサーモ」のような博物館モノの制御器をいまだに提供しております。やめるものと継続するもの、それはお客様のご要求にフィットするものを考え続けた挙句の結論でした。「四段サーモ」を相変わらず提供し続けているメーカーもあります。引き合い時は、そのメーカーを紹介しております。
 これからもは、現場に応じた最適なシステムを提供して参ります。

  ®「自律分散」は日立製作所の登録商標です。

*1「PLC」はProgrammable Logic Controllerの略。日本では「シーケンサ」という場合もあり→参照下さい。

*2「カオス」は日本語では「混沌」、カオス的現象とは、天気や地殻変動、経済や人口増加などの社会現象
であり、人間活動で理詰めに行っても制御できないような世界です。

左写真は「ウナサーモ」、もともと浜松出身の創業者が、ウナギの稚魚養殖用の池の水温をコントロール
する目的で製品化したものです。制御レンジ(範囲)は0〜50℃
当時は、池の上に温室を建て、太陽熱を利用して、水温コントロールしていたそうです。水にサーミスタ・
センサを入れ、設定温度より高いか低いかで接点出力がオン/オフします。この信号で、窓の開閉をして
水温を制御したそうです。
今では鰻用ではなく、植物の施設園芸用に用いられております。




同時開催



新たな農業ビジネス ここにあり!

−消費者に信頼される安全で高品質な青果物を食卓に−

2010年11月24日(水)〜26日(金) 9:30〜16:30
幕張メッセ


主催:(社)日本能率協会
後援:農林水産省/経済産業省/日本貿易振興機構(ジェトロ)

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